男性育休は何のため?
本日の新聞見出しに下記の文字。
「男性育休 企業に改善迫る」
家事・育児 米の25%どまり
どうも数字ありきで、数字が先走っている感じがする。
男性の育休に関しては自社の社員の実状に併せて
考える必要があると思う。
データ実績では、育休取得期間6ヶ月以上の場合、
女性で95.3%、男性は5.5%が取得。
男性の政府目標は、2025年に50%、2030年に85%。
子供のいる男性は85%が育休取得の目標となっている。
企業経営者は、また社員としても、元々男性育休は何のためか
しっかりと考える必要がある。
厚労省資料だと以下。
「• 次世代法施行によって、企業による男性の育休取得促進の目的が、 「認定」(くるみん)取得に矮小化された事例も少なくない
• 男性の育休取得を、カップルによる子育て・家事への転換の契機とし、 女性の活躍の場の拡大に繋げることが重要
• さらに、男性の育休取得を、男性の子育て・家事参加の契機とし、男性 自身の生活改革、さらに働き方改革に繋げること」
つまり、カップルによる子育て・家事への転換の契機とし、 女性の活躍の場の拡大に繋げることである。
ここでは以下を考える必要があると思う。
1.カップルによる子育て・家事の推進は日本においてカップルの幸福に繋がるか?
2.女性の活躍の場の拡大は日本においてカップルの幸福に繋がるか?
男性の85%が取得目標だが、女性と男性の、子供に対する感性の違い、役割の違いを無視したものではないか?
要するに、役所が決めたことだからと闇雲に従うのではなく、再度考えてから推進しましょうということである。